お仏壇じまいをご検討の皆さまは、このように考えたことはありませんか?「長年大切に見てきたお仏壇だから、しっかりご供養してもらってから処分したい」だけど「できる限り安く済ませる方法ってないのかな」と。
そのようなお考えにお答えして、本記事はお仏壇じまいを正式に執り行いつつ、金額を抑える方法を伝授いたします!
私がお仏壇じまいの業界に10年近くいる中で、実際にお客様にもお話ししている実践的な方法になります。ぜひ最後までご覧ください。
本記事で伝えたいポイントを先取り
- ご供養の依頼の仕方で2万円ほどお安くすることができます!
- お仏壇本体のみの依頼をすれば数千円~数万円の費用がお安くなります!
- お仏具を自分で処理すれば数千円の費用がお安くなります!
お仏壇じまいを正しい方法で安くする3つのやり方
お仏壇とお位牌のそれぞれを一度に供養してもらう
まず一つ目の依頼方法は、ご供養についてです。お仏壇じまいをする場合は、お仏壇に対するご供養とお位牌に対するご供養の2種類があります。
本来はそれぞれが別のご供養となるため、お布施もそれぞれに必要となります。例えばお仏壇に対するご供養のお布施が3万円ほど、お位牌に対するご供養が2万円ほど。合わせると5万円をお布施としてお支払いしなければいけません。
その分、お経も別々となるため、長いお経を読んでも頂けるでしょう。しかし、一般的にお経の違いが分かる方はほとんどおられません。一つのお経だけで済ませても、基本的に問題はございません。
実際に、ご住職さまによっては、お仏壇とお位牌のご供養を一度でしていただける方がおります。そのような方であれば、お布施は3万円で済み、且つ両方のご供養をしっかりして頂けます。
お仏壇じまいで1番費用がかかるのは、お布施です。ですから、お布施を抑える方法を覚えておきましょう。
お仏壇本体のみを引き取ってもらう
二つ目の依頼方法は、お仏壇本体のみを引き取ってもらうです。お仏壇は、ある程度の大きさになると、本体と下の台の2つに分かれるようになっています。
下の台は、引き出しが付いた入れ物としての役目です。一方で、お仏壇本体はご本尊やお位牌などを祀っていた大切なモノです。
そこで、お仏壇の下の台はご自身で処分をして本体のみを依頼する方法があります。依頼する大抵の会社さんは、お仏壇のサイズによって費用が変わります。
お仏壇が小さくなればなるほど費用は安くなるため、処分費や焚き上げ費を安く済ませられます。
残った下の台については、材質が木材ですから、地元のクリーンセンターなどにて、無料もしくは安く処分してもらえればいいでしょう。
お仏具は自分で処分する
最後の方法は、お仏具を自分で処分することです。お仏具は、お仏壇と一緒に購入されたモノで、神聖なモノではあります。
しかし、お仏具自体に魂が宿っていることはありません。ですから、これから言うモノ以外は、ご自身で処分されても問題ありません。
- お位牌
- 遺影
- 本尊、仏像
- 掛け軸
上記4つ以外のお仏具は自分で処分すれば、少し依頼時の処分費がお安くなるでしょう。
お仏壇じまいでは何が大切かをしっかり理解しよう!
いかがでしたか?お仏壇じまいを正式にしながらも費用を抑える方法でした。お伝えした方法を実際にして頂ければ、目安として3〜4万円ほどお安くできる可能性がございます。
ぜひ実践していただければと思います。
最後に、このようなテクニックは他にもございますが、大切なことは、お仏壇じまいについての理解を深め、お寺さまや会社さんから言われたことを全て当てにしないようにしましょう。
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