本記事をお読みの皆さまは、「ご実家にお仏壇があって、今は両親が見ているが、万が一両親が亡くなったりしたら自分が見ることになるけど、どうしたらいいんだろう?」とお悩みではありませんか?
お仏壇を管理する役目は、ある日突然やってきます。しかし、その時になってお仏壇を「さてどうしようか?」と考えていたのでは少し遅くはないでしょうか?
来るお仏壇の管理に向けて、今のうちからどうするかを検討しておくことで、焦らずに対処ができるようになります。備えあれば憂いなしの言葉通り、備えておきましょう!
本記事を読んでいただければ、お仏壇の管理が万が一ご自身に回ってきた時のために、どんな選択肢があるのかを確認頂けます。
ご自身に合う選択肢を予め考えておき、対処の一助になれば幸いです。
本記事で伝えたいポイントを先取り
- お仏壇の管理をご自身でする場合は事前に確認すべきチェック項目を見ておこう!
- お仏壇の管理を親戚等に任せる場合は、よくよく相談のうえ決めよう!
- お仏壇を処分する場合は、必ず親戚一同の同意を得てから着手しよう!
- お仏壇を一時的に預ける場合は、様々の会社さんがあるので調べてみよう!
- お仏壇を実家に置いておく場合は、見れる人がいないのであればやめておこう!
選択肢① 仏壇を自分で管理する
一つ目の選択肢は、ご自身でお仏壇を管理する選択です。大体の場合、両親が見ていたお仏壇を引き継ぐのは長男、長女にあたる方です。皆さんがその立場でしたら、まずご自身がお仏壇を管理するかどうかを検討しなければいけません。
管理するにあたっては次のようなことを予め確認しておきましょう!
- お仏壇は住んでいる家に入りますか?
- お仏壇を移動される方法はどうしますか?
- 檀家のお寺さまはおられますか?
- (檀家のお寺さまがいる場合)お寺さまに移動させることを話しましたか?
- 宗派は知っていますか?また、その宗派のお寺さまはお家の近くにありますか?
お仏壇の管理は、一度するとなれば何十年と見ていくことになります。事前に確認できることはしておくとともに、ご自身で管理していくのか検討しましょう。
選択肢②仏壇の管理を兄弟、親戚に譲る
二つ目の選択肢は、管理をご自身ではなく、兄弟や親戚に任せるという判断です。
ご自身では管理が出来ないとなれば、誰かに管理を譲らなければいけません。お仏壇を見てもらえる方と話し合い、管理される方には、選択肢の一つ目でお話しした確認すべきリストを教えてあげましょう!
しかし、お仏壇を見ていきたいという方は現代ではあまり多くないのかもしれません。その理由は、お家に置けるところがないといった物理的な理由もありますが、そもそもお仏壇を心理的に見ていきたくないと考える方が多いのだと思われます。
場合によっては、誰も管理をしていきたくないと考え、任せられる方が居ないということにもなりかねません。その際は、他の選択肢を検討していきましょう!
選択肢③仏壇を処分する
三つ目の選択肢は、お仏壇を処分するという選択です。あなたも、そして他の誰も管理が出来ないとなれば処分するとなっても仕方ないかもしれません。
お仏壇の処分となれば、処分する方法を考えなければいけません。また、注意しないといけないのは、ご自身だけの判断だけでは決めずに、必ず親戚一同の同意を得てから実施しましょう。
なぜなら、ご先祖さまに対する考え方は人それぞれだからです。お仏壇を処分してしまってから、ある一人の親戚は納得いかずに大喧嘩になることはしばしばございます。
お仏壇を処分する場合は、処分にあたって色々考えなければいけないことがございます。この件については、本記事とは内容が異なるので、私の仏壇処分に関する記事をご覧ください。
選択肢④仏壇を一時的に預ける
四つ目の選択肢は、お仏壇を一時的に別の場所に保管するです。世の中には、お仏壇を預かってくれるサービスがあります。そのようなサービスを利用すれば、安全な場所で保管してもらえることでしょう。
誰が管理するか決めかねているが、まだ処分するには踏ん切りがつかない、なんて時には選択肢になります。また、今、お仏壇を置いている実家は、売却予定でそのまま置いてはおけない場合も検討されてはいかがでしょう?
お仏壇の預かりサービスについての詳しいお話も、本記事とは内容がズレますので、私のお仏壇預かりサービスに関する記事をご覧ください。
選択肢⑤実家に置いておく
五つ目の選択肢は、実家にお仏壇を置いておくです。預かりサービスを利用せず、一旦実家にそのまま置いておくのも一つの選択肢となります。
しかし、お仏壇の管理を誰もせずに置きっぱなしというのは、あまりよくありません。ご先祖さまを祀っているお仏壇ですから、誰かは管理するべきモノになります。
そのため、短期的に一時的な保管と思っておきましょう。
お仏壇の管理はご自身に合った方法を選ぼう!
いかがでしたか?お仏壇を管理する立場にいつなるかもしれない方々は、今のうちから様々な考えを持って情報収集しておきましょう!
大切なことは、どのような選択になったとしても、最終的に後悔しないことだと思います。備えあれば憂いなしのお気持ちでお考えください。
今回もありがとうございました。
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