(必見)「お仏壇 じまい or 処分 or 廃棄」検索の言葉によって見つかる会社が全く異なる件

お坊さんの画像 仏壇じまい

突然ですが皆様このような経験はありませんか?お仏壇を処分したいと思い、ネット検索をしているときに、様々な会社さんを調べた結果。良かったと思う会社さんのホームページをもう一度探そうと思っても見つからない。。。

これは、検索している言葉によって、都度出てくる会社さんが異なる仕組みになっているからに他なりません。どうしてそのようなことが起きてしまうのか、については、詳しいお話をしますと大層ですから、今回はGoogleやYahoo!という検索システムの問題とお考えください。

今回は、検索する言葉によって見つけられる会社さんが異なってしまうことをご理解頂き、検索する言葉によって、どういった会社さんが見つかるのか、をお話させて頂きます。これを元に検索していただければ、ご自身が本当に探している会社さんを見つけることができるようになります。

本記事で伝えたいポイントを先取り

  1. 検索する言葉一つで、見つかる会社さんが大きく違ってきます
  2. 自分が仏壇をどのように処理したいかを事前に考えたうえで調べましょう
  3. 「仏壇じまい」と検索すれば、仏壇をしっかり供養してくれる会社さんが見つかる!
  4. 「仏壇処分」と検索すれば、しっかり供養をしてくれる会社とそうでない会社の2つが見つかる!
  5. 「仏壇廃棄」と検索すれば、供養はないが無料で処分できるところが見つかる!

検索する言葉によってどのように変わってくるのか

仏壇の画像

言葉の表現によって変わってくる理由

皆様がGoogleやYahoo!を利用して、パソコンやスマートフォンで検索をするときに、どうして会社さんがコロコロ変わってしまうのか?この点についてもう少し深くお話をさせてください。

先ほどはGoogleやYahoo!の仕組み上の問題とお伝えしましたが、実際は、ホームページを掲載している各会社さまが、そのように設定しているというのが正しい表現になります。どうしてでしょうか?

例えば、「仏壇 じまい」と検索される方と、「仏壇 廃棄」と調べられ方の特徴は、おおよそ以下のようになります。

「仏壇 じまい」と検索した方

  • 仏壇を大切に扱ってきたので多少は費用がかかっても大事に丁寧に処理したい
  • 仏壇の最後を供養までして処理して欲しい
  • 仏壇に対して単なる家具という考えではなく、ご先祖様が見られてきた特別なモノと捉えている

「仏壇 廃棄」と検索した方

  • どちらかと言うと、供養などは不要でなるべく安く処分できる方法を探している
  • 仏壇に対してあまり想い入れを持っている場合が少ない
  • 一般的なタンスやテーブルなどの家具と同じような感覚を持っている可能性が高い

いかがでしょうか?なんとなく、検索される言葉のチョイスからその人となりが見えてきませんでしょうか?もちろん例外はございますが、会社さまは検索する言葉によってお客様がどういった方かを想定し、なるべく自分たちの会社にマッチしたお客様だけにホームページを見て欲しいと思っています。

ですから、検索する言葉によって、掲載されている会社さまもお客様を選んでいるということになります。自分の会社を選んでくれそうな方に一人でも多く見てもらおうとしているために、検索の言葉による違いが生まれているのでした。

自分が探している会社さんはこうやって探しましょう!

各会社さんの考え方が理解できましたら、検索する側としては簡単です。私たちも日々、何かを購入する際には、会社さんを調べ振るいにかけて一つの会社さんを選んでいます。ですから、自分がお仏壇を閉じることになった際は、同様にどういった対応をしてもらいたいかをイメージして検索すれば良いのです。

自分は、お仏壇を閉じるときにどうしてほしいのか?少しチェックポイントを下記にまとめましたのでご参考頂ければと思います。

  • 丁寧に扱ってほしいのか?雑に扱っても構わないのか?
  • 供養をしっかりしてもらいたいか?供養は特にする必要はないか?
  • 専門の会社に依頼したいか?専門ではない会社でも問題ないか?
  • 仏教のことについて詳しい方がいいか?別に詳しくなくても問題ないか?

 上記以外にもチェックポイントはありますが、基本的な考え方は確認できるのではないでしょうか。

 ご自身が考える方向性が定まりましたら、具体的に会社さんを調べていきましょう!

探し方をマスターしても万能ではない理由

しかし、いざ自分が探したい会社さんを検索しても、実際上手くいかないことがあります。調べ方に問題があるのではありません。これは、多少ミスマッチが起こるのは仕方がないことだと割り切った方が良い問題です。

何かと言いますと、会社さんによってはお仏壇を処分したい方を片っ端からホームページに誘導したいがために、どんな言葉で検索しても掲載されている会社さんが一定数あります。特に、大手の会社さんはその傾向が強いようです。

お仏壇じまいという領域は、あまり一般的ではないため、そもそも依頼される方の数が少ないのです。ですから、なるべく沢山の方に会社を知ってもらうために、そのような方法で出てくるところがあります。

考え方によっては、どんな調べ方をしても出てくる会社さんであればあるほど、資金力のある大きな会社さんとも言えます。大手であれば、実績が豊富な分、知識も豊富なことが多いようです。依頼先を選ぶ一つの材料として確認頂くのもいいでしょう。

重要なことは、ご自分が思うお仏壇の最後を、しっかり執り行ってもらえる会社さまをいかに見つけられるかです。そのうえで、検索方法一つで見つかる会社さまが違うと認識しておきましょう!

「仏壇 じまい」と検索したときに見つかる会社さんとは? 

仏壇の画像

比較的、規模の小さい個人でされているお寺さん

それでは、具体的に検索した際に、どういった会社さんが見つかるのか?を見ていきましょう。

まずは「仏壇 じまい」と検索した際に確認できる会社さんの大きな特徴を3つご紹介します。

1つ目はお寺さまのホームページが確認できます。仏壇じまいですから、しっかりご供養をしてから閉じられたいお客様が多いのでしょうか。お寺さまは、基本的にご供養がメインのお仕事ですから、その点は安心してご依頼できるでしょう。ご供養が終わった際に、お家にあるお仏壇を回収する作業については、提携の業者に依頼したり、力のあるお寺さまでしたら、お弟子さんと一緒に引き取られる場合もあります。

そして、お寺さまの規模は比較的小さいところが多く見られます。理由を想像しますと、檀家さん以外の一般的な方をインターネットで集客しているのですから、それだけ意欲がありますよね。しかし、反対の見方をすると、檀家さんだけの対応では時間が余っているということですから、檀家さんの数が少ない、つまり規模が比較的小さいお寺さまということになって参ります。

お仏壇じまいをご依頼するのに、規模はさほど関係ないかと思いますので、ご依頼先として検討されるのもよろしいでしょう。

仏壇を専門に取り扱う供養会社さん

続いて、仏壇の供養を専門にしている会社さんがあります。専門に取り扱っているだけあって、お寺さまと同様ほどに知識量や実績が豊富になります。加えて、お寺さまはどちらかと言うと、お仏壇を閉じることよりも、お仏壇の回忌法要のご供養が日常となり、お仏壇じまいはどちらかと言うと滅多にあるものでないです。

それに引き換え、仏壇供養専門の会社さんは、仏壇じまいを数多く行っているため、プロとしての対応をして頂けるはずです。先ほど見て頂いたチェックポイントで、丁寧にしっかりしてもらいたい、という考えがありましたら、専門会社さんにご依頼しとけば間違いないでしょう。

ただし、料金が割高ということをお忘れなく。専門に依頼すれば費用も掛かって参りますため、お財布事情とご相談下さいませ。

昔から仏壇を販売している仏壇店さん

3つ目に見られますのが、店舗を構えて何十年、何百年と続く仏壇屋さんです。お仏壇を販売している会社さんですが、お仏壇を買い替えられる方を主に対応されております。

新しいお仏壇の購入を検討しており、今のお仏壇は閉じたい方にとっては良い依頼先ではないでしょうか。お仏壇を購入頂きたいと考える仏壇屋さんは、古いお仏壇じまいは、場合によっては無料で対応されている店舗もございます。

お仏壇じまいも丁寧に執り行って頂けるでしょう。お寺さまとの関りも持っておられるので、安心もできるでしょう。

「仏壇 処分」と検索したときに見つかる会社さんとは?

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仏壇を専門に取り扱う供養会社さん

続いて、「仏壇 処分」と検索した際にはどのような会社さんが見つかるでしょうか。

1つ目は「仏壇 じまい」の検索でも出てきました仏壇供養の専門会社さんです。仏壇処分という検索であっても、専門会社さんは沢山出てきます。理由としては、仏壇じまいと検索する方の数が大していないからではないかと思います。

「仏壇じまい」という言葉をご存知な方は、ある程度、お仏壇のことに詳しくお寺さまからお話を聞いたことのある方に限られるようです。一般的には仏壇処分と調べる方が大半ということが分かっています。そのため、仏壇供養を専門に扱う会社さんは、より多くのお客様を獲得するために、仏壇処分という言葉でもホームページが掲載されるようにしていると考えられます。

先ほどもお伝えしていますが、仏壇を専門に扱っているため、安心して任せられるはずです。

遺品整理会社さん

2つ目は遺品整理会社さんです。遺品整理と言えば、亡くなった方が住まれていたお家のモノを整理してくれ、回収してもらえる会社さんのはずです。この遺品整理会社さんは、お家のものと一緒にお仏壇があれば、それも合わせて回収、処分してもらえる存在です。

遺品が沢山残っていて自分たちでは片付けができない、そして仏壇もあって困っている。そんなときは、遺品整理会社さんにまとめてご依頼すれば一回で全て片付くのではないでしょうか。

遺品整理会社さんに依頼するときのポイントは、お仏壇を他の遺品と一緒に回収されてしまうので、それが気にならない方なら問題ないでしょう。また、ご供養やお寺さまの手配等が可能かについては、事前に確認が必要となっています。

仏壇を処分したいが家にあるモノも一緒に処分をお願いしたい。そして、ある程度はしっかりお仏壇のご供養まで依頼したい方にはお勧めとなります。

不用品会社さん

3つ目は不用品会社さんです。不用品会社さんは、家にある不用品なら何でも回収してくれる便利な存在です。なんといっても特徴は、料金が安いところです。お仏壇を不用品として回収していただけるため、ご供養は期待できませんが、一般的な家具と同様の金額で引き取り処分を行ってもらえます。

料金を第一に考える方は、検討されるのがいいでしょう。しかし、私の個人的な考えとしてましては、あまりお勧めしておりません。

理由としては、私が一貫してお話していることですから既にご周知かもしれませんが、お仏壇は不用品ではなく、ただの家具でもなく、ご先祖様を御守りするお家となります。ですから、正しいご供養方法にて最後を見届ける。出来る限りのお気持ちを示し、最後を執り行う。これが私がお仏壇に対する考えとなりますから、不用品会社さんだけはお勧めしていません。

皆様のお考え方次第にはなりますが、ぜひ上記の点も踏まえてご検討くださいませ。

「仏壇 廃棄」と検索したときに見つかる会社さんとは?

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不用品会社さん

続いて「仏壇 廃棄」と検索した際によく見つかる会社さんをご紹介します。廃棄という言葉は、「不要なモノを捨てること」という意味になりますから、仏壇を不要なモノと考える方が検索する言葉ということになります。

さらに、「処分」よりも「廃棄」の方が、より安価に捨てたいといった思いが強いように感じます。ですから、見つかる会社さんも安価に提供しているところが大半になります。

そのうえで、1つ目は先ほども出てきました不用品会社さんです。不用品会社さんは家にある不要なモノを廃棄してもらえる会社さんです。お仏壇を不用品と同等に廃棄してくれることでしょうか。料金も専門の会社さんやお寺さんに依頼することと比べると、半額くらいになるかと思います。

金額を安く回収して欲しい場合は、迷わず不用品会社さん依頼されるのが良いでしょうか。

持ち込み可能な地元の処分場

2つ目は、会社さんではなく持ち込み可能な地元の処分場が見つかります。これは、自分で仏壇を既定のサイズに小さくして(バラバラにして)、クリーンセンターなどに持ち込む方法です。お仏壇といえども、元は木材を利用しているため、バラバラにしてしまえば自分で持ち込みことができます。

クリーンセンターに持ち込むことが出来れば、費用はほとんどかからないと言っても過言ではありません。無料で引き取ってくれたりしますので、持って行く手間が多少かかる程度となります。

ですから、最後のご供養だけはお寺さんを呼んで供養していただいたあとで、ご自身で処分をすれば、お安く済ますことができます。しかし、本来のお仏壇の処分の仕方は、他の記事でもお話してますが、「焚き上げ」が正しい処分方法となります。

そのため、一つの処分方法としてご紹介はしましたが、お勧めは致しません。

リサイクルショップ

3つ目はリサイクルショップに持ち込む方法です。リサイクルショップと言えば、本や服などを持ち込むことが多いですが、お店によっては家具や家電など大型なモノも買い取りしてもらえたりします。

お仏壇は、日本において買い取りをしてもらえるところは、今のところ存在しないのですが、リサイクルショップに持ち込み、服や家具と一緒に引き取ってもらうことを条件にすれば、無料で仏壇を引き取ってもらえる可能性があります。

そうなれば、わざわざお仏壇をバラバラにする手間もなく、持って行けさえすれば大丈夫です。どこのリサイクルショップがそのような対応をしてもらえるかまでは分かりませんが、色々話を聞いてみるのがいいでしょう。

ただし、リサイクルショップは仏壇に関する知識は一切ないと言っても言い過ぎではないため、廃棄を安くしたいという方は検討されてはいかがでしょうか。

ご自分に合った会社さんを見つけるために検索の言葉を変えよう!

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いかがだったでしょうか。検索する言葉一つで、見つかる会社さんは大きく違ってきます。インターネットという便利なツールのおかげで、いつでも好きな時に自分が探している内容を知ることができるようになりました。が、探し方ひとつで求めている情報ではないものも見つけてしまいます。

一度調べて、良いと思った会社さんがあった場合は、ブックマークをしておくのが一番ですが、忘れてしまった際は、どんな言葉で検索したかを覚えておくようにしましょう!

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